[あらすじ]

kobaと季明はひょんなことから将棋をすることに。40手目まで両者、互角の勝負を繰り広げていく。この戦いを制する者は?

 

…ってなわけで続きを書いていきたいと思います☆

↓前回(40手目)の図を載せておきます。

中盤戦は、この続きからとなります。

 

 

解説:季明氏のターンです。季明氏は飛車を横に動かし、守るものがいない桂馬を攻撃する模様。

解説:これに対し、kobaは金で守ることに。これで桂馬を守れますし、季明氏の飛車が成れません。

解説:ここでいきなり、歩を前進させた季明氏。いきなり、攻撃方針を変えてきました。さて、どうなる?

解説:kobaはとりあえず、前線に置いておいた歩を前進させ、とにしました。これで銀が、とをとってくれれば、飛車が成れるのですが…。

解説:この一手はkobaが予想できなかった手。なるほど、さっきの歩の前進は角の道をあけて角の交換をしたかったのですね!(気がつかなかった><)

 解説:当然、kobaは角をとります。これで角の交換成立。ふぅーっ、と安心したところに、季明氏は次の47手目で神の一手を炸裂させます。

 解説:季明氏の行動は、角を打つことでした。分りますか、この状況?そうです、王手飛車取りです。

 

解説:ここでkobaは飛車を見捨てなければなりません。しかし、ここで逆に考えてみました。そう、「飛車をあきらめなければならないなら、相手の飛車をとればいい。」ということです。その一手が、飛車前に歩を打った、この行為です。

解説:しかし、季明氏は飛車を取って王手をしてきました。この状況を見るに、季明氏が結構優勢ですね。

解説:kobaはさすがに王手されているので守らなければいけません。そこで角からの攻撃を金で守ることにします。 

解説:もう季明氏はこれ以上、責められないので飛車を逃がします。攻撃の手は緩められたので今度は、kobaが攻撃を仕掛ける番です。

解説:kobaは桂馬を打ち、飛車を追い詰めていきます。こうして飛車の逃げ場がどんどん少なくなっていきます。

これが、kobaの必殺技、「ブラック・フェニックス・フォーメーション」だ!(中二)

解説:このkobaの「ブラック・フェニックス・フォーメーション」(笑)により、季明氏の飛車はどんどん逃げられなくなっています。

解説:さて、いよいよ仕上げです。kobaが飛車前に歩を動かして、計画は完成。飛車取りは確実なものとなりました。

↓この時のkobaの顔

↑ ※大場つぐみさん原作、小畑健さん作画の「デスノート」の一コマより

…さて、話を将棋に戻しましょうか(笑)

 

解説:季明氏、どうせやられるならと歩を取りました。飛車の空しい最期ですね☆

 

 解説:飛車を銀で取りました。これで飛車の無念を晴らせました♪

解説:…と思ってたら、季明氏は、ずいぶん恐ろしいところに飛車を置いてきました。このままだと銀が取られるので急いで防御しなくてはなりません。

解説:1分ほど考えた後、導き出された結論は、飛車を歩の前に置くことです。これで銀が取られる事態は防げました。

解説:季明氏は飛車を下げてきました。…よっぽど、飛車の交換が嫌だったのでしょうか?

解説:kobaは何となく、角を置くことに。この角を放っておいてくれたら季明氏の飛車・角どっちか取れるんですが、どうせ放っておいてくれないでしょう(笑)

 

解説:はい、やっぱり角で取ってきましたよ(笑) まぁ…当然ですよね。

解説:当然、kobaは飛車で取ります。まぁ、先ほども言った通り何となくやってみた行動なので特に何かをしたかったわけではないんですが。(笑)

解説:ここで季明氏が角を打ってきました。というか、この対局中、ずっと思ってたんですが、なんで季明氏は飛車で銀を取らない!?

解説:季明氏の意図が読めず、とりあえず、とで香車を取ったkoba。この後、季明氏はだれもが予想しなかった驚愕の一手を指してきます。

解説:どうです、この局面。しかも季明氏はすがすがしい顔で、「王手」と言っていますからね!一瞬、頭が「?」となってしまいました。まぁ、次の66手目は、みなさんが予想できる通りの展開になります。

解説:はい、当然こうなります(笑) 桂馬で馬をとった時の季明氏は何とも言えない顔でした。この季明氏のミスにより、戦局はkobaが有利に。

解説:季明氏の次の手は、歩の前進。いい加減、飛車で銀をとって成れよ…と何回思ったことか。

解説:相手の飛車が成らないなら、こちらが…といわんばかりのkobaの一手。龍にしたことで、攻める手段が格段に多くなりました。ますますkobaが優勢になりました。

解説:kobaの「早く、飛車を動かしたほうが…。」という思いは、季明氏に本意とは違った感じで通じました。どうやら、歩を攻めて、飛車を成らす模様。普通に銀を取ってればよかったのに…

解説:当然ですが、kobaは金を置きに行きます。またしても季明氏は攻め手を失う展開。

解説:…と思ってたら季明氏は歩で突っ込んできました。どうやら、桂馬狙いのご様子。

解説:桂馬の無駄死は損なので、kobaは銀で取ることに。季明氏がこの中盤戦でどんどん劣勢になってきています。

 

解説:季明氏は桂馬を上がらせてきました。しかし、この桂馬には、ぱっと見、何の意味もなさそうに見えますが…?

解説:とりあえず、龍をより攻撃的な場所に置くことにしたkoba。しかし、さっきの73手目の桂馬の意味が気になっているkoba。これは、無駄な動きだったのか、それとも何かの作戦なのか…?今後の季明の手に注目しながら対局を見守っていきましょう。

解説:ここにきて、季明は意味ありげに歩を進めてきます。「やはり、何らかの意図が…?」と勘繰るも、意図が読めず、錯乱状態。意図が読めない作戦ほど、怖いものはありませんね。

解説:さらに攻撃的に攻めたいkobaは、絶妙なスペースに角を打ちます。どんな展開になろうとも角は成れる、という場所を選んだのでkobaの角は100%安全というわけです。

 

解説:kobaの角を全く、意に介さず、意味なく歩を打つ季明氏。まさに迷走中です(笑)

解説:kobaは、普通に歩をとりました。季明氏は、もはや劣勢。守りに一生懸命です。

解説:飛車を角の前まで持っていった季明氏。ただ…koba氏は残念ながらもう角を動かす予定なんですけど。

解説:kobaの角は成って馬となり、kobaの攻撃力はアップ。敗色濃厚な季明氏に容赦なく襲いかかります。

 

…80手目が終了したので、続きは終盤戦へと移ることになります。さて、次回予告です。

[次回予告]

中盤戦で圧倒的な差をつけることに成功したkoba。このまま、kobaの勝利となるか?それとも季明氏の神の一手で、見事な逆転を決めるか?終盤戦で見せた季明氏の驚くべき手とは?次回、ついに決着!

→終盤戦に続きます。

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