[あらすじ]

80手目までで、激しい戦いを繰り広げた両者。そんな中、優位に立ったのは、季明氏の一瞬のミスに付け込んだkoba。季明氏の角を取得。

そして、この終盤戦。勝つのは、中盤戦で優位に立ったkobaか、飛車で逆転を狙う季明氏か…?

 

↓おさらいのために、前回(80手目)の図を載せておきます。

終盤戦はこの続きからです。

 

解説:また、例によって季明氏のターンです。歩をkobaの桂馬の前に打ってきました。なるほど、となると77手目の、意味がなさそうに見えた季明氏の行動はこのための布石だったんですね!

 解説:ここでkobaは桂馬を逃がしてもよかったのですが、そっちよりも儲けが大きい馬での金取りを選ぶことに。…まぁ、どうせ桂馬取られても金で取れるし、大丈夫そうです。

 

解説:季明氏はむざむざ銀を取られたくないご様子。王の横に行きました。これでとりあえず、kobaの馬での攻撃は止まってしまいます。

解説:攻撃が止まるのならば、攻撃を増やせばいい、とkoba、ドSモード。季明氏の飛車も狙えるし、確実に角は馬に成れるし、と好条件な場所です。

解説:季明氏は、やっと飛車が成れるポイントを発見し、今更、銀を狙いに行きます。(笑)

解説:ま、いまさら気づいても後の祭りです。kobaはしっかり歩でガードします。これで季明氏の飛車は完全に攻め手を失います。

解説:飛車の矛先が鈍ったので、季明氏は前に仕掛けておいた歩を前進し、桂馬を取りに行きます。

解説:もちろん、金で取るkoba。果たして季明氏はこの後、どう攻めるのか?

解説:ずいぶん、短絡的な桂馬の置き方をしてきました(笑) 「金よこせ!」という声が聞こえてくるようです。

解説:金を前に置くことで、桂馬は無駄死にすることとなりました(笑) 季明氏、敗色濃厚すぎです。

解説:行き詰った桂馬は仕方なく、歩をとることに。…思わず、涙を流しかねない選択です。

解説:kobaは普通に金で取ります。こうして、季明氏の桂馬の生涯はわずか数手で、幕を閉じることになりました。

 解説:季明氏、前回の反省を生かして、無駄死しない方法を発見。最終的に飛車が慣れる方法を考えついたご様子。

 解説:しかし、kobaは守りに行かず、攻撃へ。桂馬を打って、銀か金のどちらかを取ることに。

 解説:季明氏は桂馬を成らせて圭になった模様。このまま、銀で取ったら飛車で取られる…。kobaは最初、そう思ってたが、あとである重要なことに気付いた。それは、後の手でわかるだろう。

 

解説:圭を銀で取ることにしたkoba。この局面ならおわかりだろう。季明氏が銀を飛車で取ってもkobaは角で取れるのだ。ちなみに角で取れる、ということをkobaが気付いたのは、季明氏が95手目の選択をした時でした。

解説:気づかずに、飛車で取ってしまった季明氏の図。

解説:しっかり角で取ったkobaの図。季明氏、悔しそうな顔です。もうちょっと早く気付ければ…と思っていることでしょう。

解説:さて、もうこうなればkobaは勝利目前。季明氏の勝率はほぼ0%となりました。季明氏は最後のあがきとして。銀を王の前に置いてきます。

解説:とうとう100手目。kobaは利便性から金を選びました。そしてついでに王手しましたが、どうせこの圭はすぐ取られるでしょう。

解説:季明氏、王で取ってきました。どっちかの銀で取っていれば、kobaは間違いなく、再び桂馬を置いてました。しかし、その手も意味がなくなってしまいました。

解説:kobaは、5八にある銀が、前しか動けない状況を見て、とある作戦を思いつきました。それが、これです。季明氏の銀が歩を取るとkobaの馬が取るので、この銀は、「死んだ」ことになります。

 

解説:季明氏、投げやりです。王手を仕掛けてきました。

解説:kobaは金で取ってもよかったのですが、王を逃がすことに。さよなら、季明氏の桂馬。

解説:季明氏の桂馬は成って圭となりました。あのぉ…何がしたいんですか?

解説:kobaは王で圭を取りました。結局、前と同じ状況になりました。

解説:今度は王の前に歩を打った季明。捨て駒と無駄の違いを理解できていません。

解説:金で取ることにしたkoba。そういえば、今気がついたのですが、どっちも玉になってますね…。編集過程でミスりました><

解説:だからさ、

解説:あまり、くどいことしているとさ、

解説:なんというか、その…

解説:興ざめですよ?

解説:最後の歩を使い果たした季明。これで小癪な技はできません。

 解説:なぜか角を移動するkoba。今思うと、素直に歩で銀を取っていれば…と思います。もしかして、季明氏の狙いは、kobaがやろうとしたことを忘れさせる事だったのでしょうか?(何)

解説:季明氏、動かすものがないので歩を前進。ものすごい憐れになっています。

 解説:…さて、もうグダグダになっているので一気にとどめをさしましょう。歩で銀を取ってとにします。

解説:あえて、王で取る季明氏。普通に銀でよかったような…。

解説:王がいないので龍で銀をとるkoba。もう季明氏の敗北は間近。

解説:逃げ場が銀の横にしかないことを悟った季明氏。もう勝負はついたも同然です。

解説:とりあえず、金を置くkoba。ここに置けば、99%詰みです。

解説:やることがなくなった季明氏。仕方なく、歩を進めてkobaの桂馬を取りました。そして…この動作をしたことで、kobaの勝利は確定した。

解説:kobaが王の斜め前に銀を置いて詰み。王は、どこをいっても逃げれないことがお分かりいただけるでしょう。

 

 

 

 

 

 

というわけで…

kobaVS季明氏の戦いは、今回はkobaに軍配が上がりました!

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