8月24日。いつものチャットならば、どうでもいい雑談とネタ話で盛り上がっているところだろう。

しかし、この日は違っていた。この日の7時のチャット風景。それはkobaと季明氏の対局だった。一回目での対局結果に憤りを隠せない季明氏がリベンジを仕掛けたのであった。ただ、彼の名誉のためにいっておくと、あれから季明氏とは何回か将棋をし、良い対局をしたり、時にはkobaに圧勝する光景も見られた。

ただ、良い対局をしているときに限ってなぜかデータをとっていない。そこで、今回チャットにて季明氏と対局をすることになったのである。(この対局は、24日と25日の二日間にわたっての対局です)

 

☆ルール確認☆

先攻:季明氏 後攻:kobaで行う。時間制限はなし。詰むまで行う。

 

解説:kobaVS季明氏は今回、2戦目となります。1戦目のリベンジをすることはできるのでしょうか。

注目の第一手目。角道をあけてきました。

解説:対するはkoba。同じく角道をあけてのスタートです。

解説:季明氏、角を金で守ってきました。まぁ、でも。kobaがいつもこの歩を前進させる理由は角道をあけることではないんです(笑)

解説:koba、歩を前進。第2戦の対チャー戦で使った戦法と同じ方法です。現在、kobaはこの戦法しか使っていません。

解説:どうやら、季明氏は以前にこれの対策法を見つけたようで。kobaがこれをすると必ず、飛車を同じ列に並ばせてくるんです。

対策がパターン化されてしまうとは、この戦法もそろそろ潮時でしょうか。

 

解説:例によって、kobaは困ると飛車前の歩を前進させてきます。現在、kobaは第1戦(飛車前の歩を前進)と第2戦(飛車のスライド)の作戦を融合させたこの戦法を愛用しています。

解説:今度は季明氏が攻めてきます。これで飛車の前進作戦を図ってきました。

解説:まぁ…順当に考えて同歩ですよね、これ。歩の交換+飛車の前進で季明氏がやや有利といった感じでしょうか。

 

解説:さて、同飛にしてきましたね。これで歩の交換成立。

解説:特にやることないので飛車前の歩を進めます。このままいってくれればいいんですが、何かしらの対策をすることは目に見えています。

解説:一見、何をしたのかよくわからないのですが。タネは飛車道をあけることでした。

解説:歩が進めないと知ったとたん、暴挙に出たkoba(何) 飛車の交換を要求してきます。

解説:飛車を守るために歩を打ってきました。まぁ、どうでもいいですが(おい)

解説:強引にマイウェイ!(何) 飛車の交換を成立させました。

解説:まぁ、同歩でしょうね。ともかくこれで飛車の交換成立を果たしました。

そして…この後、kobaが調子に乗ります。

解説:角の交換まで要求。しかも、「何も考えずに」です。まさに無謀の極み。

解説:同金とされました。これで17手目にして、大駒2枚を手駒に持つというシチュエーションが実現しました(笑)

解説:kobaは大半が、角交換後に5五角打をします。ただ、今回はシチュエーション的に微妙なので1個ずれた4五角打。

ともかく、「早く角を成らしてとどめに飛車を!」というパターンにすることをこの時点で決定づけました。

解説:kobaが4五角打したからか、なんなのか分りませんが、季明氏は5五角打。

それにしても五のラインに角を打つのはなかなか汎用性がありますね。

解説:右の部分は桂馬がいるので大丈夫。となると左を守ればいいだけ。というわけで歩を打ちます。

解説:歩を進めてきました。ここで調子に乗って歩で取ると、同角にして、しかも角が成るのは目に見えています。

解説:ここでkobaは名案を思いつきます。そう、7五飛打です。この飛車は角・歩兵・銀といろいろ狙えます。

解説:季明氏の角は逃げます。ここに角が行くことで銀も逃げれます。

解説:kobaは飛車で歩をとらず、あえて角を進めます。やっぱり、成れるのは大きいですしね^^

解説:季明氏はkobaの飛車を使う波状攻撃を恐れたのか、飛車を打ってきました。それにしても1回戦の時よりも強くなっていますねぇ…。

解説:ならばkobaは歩をとります。「飛車の交換、どんとこい!」です。

解説:飛車の交換をせず、真中に飛車を持ってきた季明氏。最初見たとき、「はぁ?」と思いましたが、角の罠を発見して納得しました。

解説:とりあえず銀でガードすることにしたkoba。まぁ、何でもよさそうな気がしましたが。

解説:ここにきて飛車の交換に着手した季明氏。おそらく、やることが見つからなかったのでしょう(爆)

解説:まぁ、当然同歩ですよね。これで飛車の交換成立です。

 

解説:この対局初の王手は季明氏。角で王手をしてきました。

解説:なんかすごいフォーメーションで守りに入ったkoba。(何)

解説:ここで飛車を打った季明氏。アグレッシブです。

解説:kobaは33手目の時にある策を思いつき、実行することに。その計画の足掛かりとして馬の移動です。

解説:なぜ桂馬を取って成らなかったし。

解説:さらにkobaは馬を横へ。ここまできたらkobaの策はあと一歩で完成。

解説:なぜ「今頃、思いついた!」みたいな感じで桂馬を取ったし。

解説:そんなこんなのうちにkobaの策は成功。王の横に飛車を打って詰みです。

ちなみに、季明氏はこの策に気付いてたらしく。これをやった時に「ですよねー。」と言って投了しました。

 

気づいてたらなぜ王を逃がさない?

 

 

 

…まぁ、というわけで今回の第3戦はkobaが勝利しました。

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