突然ですが、みなさん。「東京の魔境」という言葉を聞いたとき、みなさんはどこを思い浮かべますか?

都会的な場所から離れた、寂れた郊外。はたまた、夜に賑わう新宿や歌舞伎町。いろいろみなさん、考えられると思います。

そんな中で、私は思うのです。秋葉原ってある意味魔境なんじゃないか、と。

…そして、7/8。七夕の翌日に、この魔境に足を踏み入れようとする者達がいた。その人物たちの名前は、ざっきー∞氏、kobaである。

彼らは、魔境に向かう目的が違った。ざっきー∞氏は、アニメイトでコードギアスのグッズを買うためと、東京の街を制覇するための第一歩のため。kobaは、魔境(別名:電器の街)にあるといわれている、PSP2000を仕入れるため。

目的は違えど、思いは一つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オタクの街、Yahoo!(違)」

 

…そんなわけで魔境にクエストしに行った二人。いきなり魔境で待ち合わせ、というのはなんというかキツイので、10時30分に途中駅で待ち合わせることになった。

当日、二人は数分遅れながらも合流。そして、いざ決戦の地へ向かうため、覚悟を決めて改札を通るkobaとざっきー∞氏。魔境、秋葉原へ向うには駅が20十数個あり、気が滅入りながらもざっきー∞氏と最近の状況などについて談笑。…正直、この頃は「秋葉原?マスコミが騒ぎすぎなだけで、実際はそんな無害な町なんだろう?」とkobaは思っていました。えぇ、思っておりましたとも。

…電車に揺られること、数十分。電車から下りて秋葉原に降り立ったkobaの一番最初の感想は広っ!!」でした(笑)

結果、予想以上に広くて、早速迷ってしまいました…。が、ざっきー∞氏のリーダーシップと地理的センスにより、目的の店にたどり着くためのルートづくりを検討。だが、現在位置はわかっても、肝心の目的の店への方向はわからずに、迷う二人。

しかも、この日は雨。といってもやや小雨だったが、道がわからないイライラも募って、テンションは下がる一方。おまけに、街中に訳のわかないキャラクターやゲーム名が所狭しと建物の外装を埋め尽くしている。

少し、気負いしながらもざっきー∞氏とkobaは、ヨドバシカメラを発見。本当は、ざっきー∞氏目当てのアニメイトが先だったが、折角見つけたので、ここでPSPの値段をだいたい把握することに。PSPがあるゲームコーナーは…?とフロア案内を見ると、まさかの7階。さすが、秋葉原。恐ろしい規模です。

こうして、エレベータを使うこと6回。阿部寛やキムタク、矢沢栄吉のポスターに見守られながら、7階に到着。そして、「よ〜し、探すぞ〜♪」と探し回っていると、驚くべきものを発見。整然と並んだ、100は超えているんじゃないか、というガチャポン…。

「こ、これは…」と思っていると、ざっきー∞氏がコードギアスのガチャポンがないか、物色。kobaも協力するも、右も左もガチャポンなので目が回り、混乱。しかも途中、秋葉を思わせるような、いかにもなガチャポンもあり、頭はますます混乱。その他、おもちゃ売り場に大量のガンダムのフィギュアなどが置いてあるなど、オタク文化の発信源であるアキバが猛烈にアピールしていました。

しかし、さすが秋葉原。面白いぐらいにkobaの予想通りの街。思わず、「なんだか、オラ、ワクワクしてきたぞ!」と言ったら、ざっきー∞氏が「えっ…」と冷たい視線を送ってきました。違う、そういう意味じゃないんだ・・・・。

 そしてヨドバシカメラを抜けたものの、再び道がわからなくなった二人。ざっきー∞氏がところどころにある地図で確認するも、アニメイトの場所は見つからない。

 しかし、歩いた結果、もう一つの秋葉原の駅の出口を発見。(秋葉原の駅の入り口・出口は二つあるんですよね) 「その場所とアニメイトは近い。」という情報を元に、再び進みます。しかし、なかなか着かない。というか影も形も見えない。あるのはオノデンやLAOXなど。「さすがに、マズくね?」と言っていたら、そこには、「アニメイト」の文字が。偶然ですが、発見することに成功しました(笑)

で、私、アニメイトなる建物には初めて行くんですね。前々から、アニメのグッズを買うところっていうことは知っていたんですが…。で、いざ入店。

 

 

 

 

 

 

見事なぐらいのアニメ一色な店内。koba、入店から1分もたたないうちに心の中にざわつきを感じました。

しかし、さすが秋葉原。ほとんどが、女性キャラクターでいっぱいです。たまに、コナンとかみかけましたが、なんというか普通のアニメがあることが驚きになってしまう世界です。

で、ざっきー∞氏はコードギアスのグッズを買おうと、物色するものの、なかなか見当たらない。kobaも見てみましたが、必ず視界のどこかに女性キャラクターが入ってしまう、この独特の世界は、なかなか味わえないと思います。

で、数十分間探して、やっとコードギアスのコーナーを発見。なるほど、見てみると面白いものばかり。特に、スザクが表紙に印刷された「仮面と上手に付き合う本」(※実際はメモ帳)が一番、好きでした。ただ、買ってませんが。

ちなみに、ざっきー∞氏は、コードギアスの品揃えがあまり良くなかったらしく、少し不満そうでした。ただ、「せっかく来たから」ということで「シャア専用」と書かれたマグカップを購入してました。果たして、彼は飾る派なのでしょうか、使用する派なのでしょうか。(どうでもいい)

さて、ざっきー∞氏の目的だったアニメイトの旅は不本意ながらも達成。(本人いわく、後日横浜行くかも、と語っている) あとは、kobaのPSP探しとなり、秋葉原のソフマップめぐりが始まった。(ソフマップについてはwikipediaでお調べください→ソフマップを調べる

 しかも、このソフマップという店。数店舗もあり、kobaが探しているソフマップ(ゲームを取扱っているソフマップ)とは異なっている場合がある。例えば、音楽CD館やリユース総合館、PC総合館などがある。よって、せっかくソフマップを見つけたと思っても、これらの店舗の場合があったので、ガッカリするケースがあった。

しかも秋葉原、という街自体広い。ゲームを取り扱っているソフマップを探すということで、かなり歩き疲れました。しかも、行った店では、PSP3000の他には1000しかなかったり、PSP2000があっても、高くて買えなかったり、色が気に入らなかったりとさまざまな問題が噴出。結局、そんなこんなで時間は2時を迎えようとした。

さすがにずっと歩きまわっているとお腹もすくのでマックで昼食をとることに。2時から安くなるクーポン券を持っていたので、お腹が空きながらも全力で2時まで待ちました。でも、マックに来たことでずっと歩きっぱなしだった状態から休むことができました。

そして、2時まで待って、いろいろ頼んだ後、PSPの予定などについて話し合い。一番理想的状況としては、「マックに来る前にPSPを買っていること」だったのですが、なかなか良いのが見つからず、難しい展開。

その後、マックを出てコンビニで飲み物を買った後、再びPSP捜索の開始。今度は、ソフマップばかりではなく、他の店も探していこうという方針のもと、ゲーム屋である限り、訪れていきます。

 

…しかし、探しても、PSPを売ってない店や、ゲーム店に見せかけた別の異次元空間など、不本意な遭遇ばかり。前に来た店に戻ってもコレは、というPSPがない。店を探している間、男性が警察に持ち物検査をされてる場面に遭遇したり、ざっきー∞氏がビラ配りしているメイド姿の女性の方へいきなり突っ込んで行ったりなど興味深いシーンもあり、気づけば4時。

PSPをどうしようか、というイライラが募る中、ざっきー∞氏は「ブックオフに行ってみる?」と提案してきた。なるほど、たしかにブックオフにはよく中古ゲームとかがある。kobaはその意見に乗り、ブックオフへと向かうこととなった。なお、この時、ざっきー∞氏は秋葉原の地理に詳しくなっていて、どこに何があるか大体わかっていた。その記憶力は、kobaが心の中で、「こいつは天才か?」とガクガク震えるレベルにまで達していた。

歩くこと、十数分。ブックオフに着いた。早速入り口に入ると右側に中古PSPが並んでいる。。値段を見ると、18500円。PSP3000並の値段の高さです。対して、kobaの財布は20000円。買えることは買えますが、メモリーカードも入れるとかなり厳しい状況。さらに今月ある夏祭りでは例年同様、お金を使いまくりたい。さぁ、どうする…?

確かに高い。だが、これを逃したらもうずっと買えないかもしれない。それに何より、あまり財布に大金を入れたくない。というかPSPを買わないで帰ったら、何しに魔境に来たんだ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…えぇ〜い、買ってやるぜ!!!!

koba、財布も祭りも財政も忘れて、ステキなPSP購入。よく言えば、英断、悪く言えば無謀です。そして、無謀にも買ったPSPがこちら↓

このPSP、買った当初から綺麗だったんですよ。それが、あの高値の原因でもあったのではないかと思います。あ、ちなみにゲーム画面に何か映っていますが、それは多分kobaの腕です(笑)

こうしてkobaの財政が火の車になった後、落ち着ける場所を探してとりあえず一休み。散々歩き回ったので疲れを癒します。

そして、休憩が終わったころには時計は5時。6時には電車にいようか、という話のもと、後1時間、秋葉原の街を散策することになりました。

…やり残したことなどを考え、残り時間を有効活用することを決めた両者。ざっきー∞氏は、午前中、買おうかどうか迷ったガンダムのゲームを、kobaは、ざっきー∞氏に2000円お金を借りて最初に来たヨドバシカメラでメモリーカードを買いました。

そして、やり残したことを果たし、悔いがなくなり、駅へ。(ざっきー∞氏は、アニメイトの件でまだ不満そうだったが)

電車に乗って、いよいよ帰宅へ。しばらく会話していく中で、明後日返却されるテストを思いだしてしまい、途端に鬱になりました…。

そしたら、今日一日楽しかった(?)魔境ダンジョンが、どんなに貴重だったかを再確認しました。たまには、こういう息抜きも良いのかもしれません。

 

でも、もう二度と秋葉原に行くことはないんだろうな…(笑) と思いつつ、静かに秋葉原に別れを告げたのだった。

 

 

<編集後記>

はい、どうもkobaです。今回は、ざっきー∞氏とともにオタクの街と呼ばれる秋葉原に行ってまいりました。いやぁ、思ったよりアレな人は少なかったですね。まったく、マスコミの過剰な報道も行きすぎな部分ありますよね。まぁ…でも、街の至る所にキャラクターがいすぎて、少し精神的に疲れましたけどね(笑)

そういえば、アニメイトには、意外にも女性客も多くいました。やはり、アニメというのは男女問わず…ってことなんですかね?

後は…。学校のオタクな人の名前のビルがあったことぐらいしか(笑) 比較的、大きいビルでした。

 

<おまけコーナー>

秋葉原でもらった秋葉原マップの中にあった香ばしい広告を紹介します。広告の文面は、マップの広告から引用させていただきました。(本当は画像付きで紹介したかったですが、光の反射とかあってうまく写らないので撮ってません。)


広告1:武器屋さん

越後屋がお代官様との密会時に愛用した「日本最強の武器」山吹色のお菓子折りでございます。

■裏取引(笑)・ご商談に

■失態を誤魔化したい時に

*ご利用は計画的に♪


広告2:NAGOMIさん(妹系のcafe barだそうです。)ちなみに今回は広告の中の2コマ漫画から引用したいと思います。

1コマ目

妹A:あっ…(カレーのデコレーションを失敗する場面)

2コマ目

妹A:失敗しちゃった。うー。

妹B:別に平気じゃない?…お兄ちゃんだし!


 

…あのぉ、突込みどころいっぱいあるんですけど?

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